スキンケア研究所

紫外線対策

夏だけでは足りない?
油断してはいけない紫外線対策

紫外線がもたらす肌への恐ろしい作用を知っていますか?シミやたるみなど、肌の老化現象の80%以上は紫外線が原因と言われるほど、紫外線は美肌の天敵!そう言っても過言ではありません。特に5月から9月にかけては、紫外線の量が1年を通して非常に多くなります。しかし紫外線は一年中降りそそいでいるもの。夏場以外の時期でも油断せずしっかり紫外線対策をしましょう。

1:詳しく知ろう!紫外線の種類

紫外線は目に見えない太陽の光で、波長が短くエネルギーが最も強い光のことを指しています。この光は波長の種類によって、さらに「UV-A」「UV-B」「UV-C」の3つに分類されます。それぞれ解説していきます。

 

 

【UV-A】
UV-Aは、紫外線のほとんどを占めているもので、肌に急激に悪影響を与える作用は弱いのですが、肌の奥深く真皮にまでじわじわと浸透し気づかぬうちにダメージを与えます。
また、肌のハリの源であるコラーゲンやエラスチンを破壊する性質があるため、質感や弾力の低下、しわの出現など見た目に直結する様々な肌老化を促進させます。UV-Aは雲やガラスも通過するため、室内にいるときでも私たちの肌を常に刺激しています。室内にいることが多くても、日焼け止めクリームなどのUVケア製品を使用して肌を守ることがおすすめです。

【UV-B】
地上に届く紫外線の量は1割にも満たないのですが、私たちの体に悪影響を与えるUV-Aより遥かに強力で有害なものがUV-Bです。日常生活では日傘などを使って直接日光に当たらないようにするとある程度防御できると言われていますが、短時間でも浴びてしまうと、肌が赤くなって炎症を起こし、やけど状態になってしまうこともあります。シミの原因となるメラニン色素の生成を促進させる他に、その強い性質から、皮膚がんや白内障の原因とも言われています。サングラスや日傘など肌に直接、紫外線が当たらない対策を取り入れたいですね。

【UV-C】
上記の2つの紫外線よりもさらに有害で、通常はオゾン層などに吸収され、地上に到達することはないと言われています。
但し油断することはできません。近年、環境汚染によりオゾン層の破壊が進んでいるため、将来的に地上に届く可能性もあると言われています。

2:何時どこにいても油断してはいけない紫外線対策

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日本は5月から9月にかけて最も紫外線量が多く、時間的には午前10時から午後2時の間が1日の半分以上の量を占めています。
今行っている紫外線対策を見直し、より徹底した対策を是非行ってみてくださいね。
また、UV-Aの説明でもあったように、雲やガラスも通過する光が紫外線です。
室内にいるときでも紫外線を浴びるので、常に日焼け止めクリームなどのUVケア製品を使用するようにしましょう。また、真夏に比べると少ないとはいえ、冬や雨、曇りの日でも紫外線は降り注いでいるので注意が必要です。

透明感のある肌を保とうとする場合、紫外線対策は、避けては通れないものです。予防も大切ですが、知らぬ間に浴びてしまった後のケアも同様に大切です。

※2017年3月14日時点の情報となります。このページに掲載されている情報が最新のものではなくなっている場合がございます。予告なく内容変更をする場合がございますので、あらかじめご了承ください。