スキンケア研究所
肌悩み
ニキビ発生の原因と種類
ニキビのできる原因とは
男女・年齢問わず、多くの人を悩ませるニキビ。発生の原因は、皮脂のバランス・毛穴のつまり・アクネ菌の3つが挙げられます。
肌は、約28日のサイクルで皮膚細胞が生まれ変わるターンオーバーを繰り返しています。そのリズムが乱れると、毛穴に古い角質や皮脂がつまって出口を塞ぎます。そして、アクネ菌が過剰に増えることで、炎症が起き、ニキビができてしまいます。
ニキビの種類
ニキビには、大きく分けて白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・黄ニキビの4種類があります。
白ニキビ
初期段階で、毛穴に皮脂がつまって古くなったもの。
黒ニキビ
白ニキビの状態が進行して皮脂の盛り上がりで毛穴が開き、空気で酸化、黒っぽく変色したもの。
赤ニキビ
さらに、毛穴につまった皮脂に雑菌が繁殖し、悪化によって炎症を起こしてしまったもの。
黄ニキビ
最終的に、重症化することで跡が残ってしまう可能性があるもの。
“ニキビとは何か”を理解し、早めのケアがとても大切です。
思春期と大人ニキビの違い
ニキビは主に思春期に発症すると思われがちですが、20代、30代でもニキビに悩む方はたくさんいらっしゃいます。
10代にできやすい思春期ニキビは、早いと小学校高学年くらいから悩むお子様もいらっしゃいます。皮脂の過剰分泌による、毛穴づまりが主な原因。額から鼻にかけてのTゾーンや、頬骨周辺など皮脂腺が多いところにできやすいです。
対して、20~30代に多い大人ニキビは、ストレスや睡眠不足、ホルモンバランスのくずれなどが原因。なかには40~50代で悩む人も。顎や口周り、フェイスラインにかけてのUゾーンに発生する傾向があります。
発生場所は異なりますが、ニキビができるメカニズムは同じで、古い角質、皮脂などの汚れがつまり 毛穴の出口をふさいでしまい、アクネ菌が過剰に増えることで炎症が起きてしまうためです。
思春期ニキビも大人ニキビも肌を清潔な状態に保ち、ニキビができにくい肌を作るのが理想です。
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