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スキンケア
一日中メイク直しのいらない肌へ
朝しっかりメイクしても、夕方には崩れてしまう――そんな経験はありませんか?
夏は、汗による皮脂分泌の増加で化粧が崩れやすく、冬は肌が乾燥によって化粧ノリが悪くなるなど、季節ごとに原因は異なります。しかし、一日中美しく保ちたいという悩みは共通です。そんなお悩みは、根本的な原因から解決したいものです。そこで今回は、化粧崩れの原因と対策をご紹介します。
1:Tゾーンのテカリと毛穴の開き
化粧崩れの大きな原因は、皮脂分泌が過剰。特に、額・鼻・アゴのTゾーンは皮脂腺が多く、テカリや化粧崩れが起こりやすい部位です。
テカリの原因は2つ
①オイリースキン肌(脂性肌):皮脂分泌が過剰で、肌表面が常に油分に覆われている状態
②インナードライ肌:肌表面は皮脂で覆われているものの、角質層内部の水分が不足している状態。乾燥を補うために皮脂分泌が増加し、テカリが目立ちます。
特にインナードライ肌は、以下のような生活習慣やスキンケアによって悪化することがあります。
● 洗顔のしすぎ、ゴシゴシと強い摩擦を加える洗顔を行うことで、必要な水分や油分の取りすぎ
● メイクアップの厚塗りによる毛穴詰まり
● あぶら取り紙の過度な使用により、皮脂を取りすぎ
一見すると、外からの補水や保湿が足りない「保湿不足」が原因に見えますが、実際は水分と油分のバランスの乱れが原因なので、日ごろの生活習慣やスキンケアの見直しが必要です。
2:過剰な皮脂を取り除き、毛穴ケアを
テカリと隣り合わせなのが、毛穴の開きです。見た目の美しさを左右する毛穴の開きもまた、過剰な皮脂分泌が原因です。これらを解決するには、肌表面の角質や余分な皮脂を取り除くために「ピーリング石鹸」を使った洗顔がおすすめです。ピーリング石鹸で洗顔することで、古い角質を落とし、毛穴の詰まりを防ぐことで、ターンオーバーを整え、肌を健やかに保つことが期待できます。
3:洗顔後の保湿ケアは必須!
洗顔後は、肌をリセットする絶好のタイミングです。ピーリング石鹸で洗顔をした後は、余分な角質が落ち、化粧水やクリームなどの肌への浸透力がとても高まっています。この状態で適切な「補水&保湿」の保湿ケアを行いましょう。水分と油分のバランスを整えて、肌を乾燥から守りテカリや毛穴の開きを防ぐことができます。
基本は「水分を補う化粧水」と「油分を補う乳液やクリーム」で水分と油分のバランスを整え、乾燥やテカリを防ぎます。肌質に合わせてアイテムを選び、継続することで、化粧崩れしにくい健やかな肌環境を維持できます。
化粧崩れの原因は、皮脂と水分のバランスの乱れにあります。ピーリング洗顔で古い角質を取り除き、ターンオーバーを整えることはとても効果的です。洗顔後は必ず保湿をして、肌のバリア機能を守りましょう。こうした基本の習慣が、一日中メイク直しのいらない肌をつくる第一歩です。

監修:六本木スキンクリニック 鈴木 稚子 院長
【所属学会】医学博士・日本皮膚科学会正会員・日本抗加齢医学会・日本アンチエイジング外科
【所属学会】医学博士・日本皮膚科学会正会員・日本抗加齢医学会・日本アンチエイジング外科
最終更新日: 2026年2月20日