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肌の基礎知識

あなたのくすみの種類は?くすみができるメカニズムを知ろう!

「最近、肌に透明感がない」「ファンデーションの色が合わない」――そんな悩みを感じていませんか?
もしかするとその原因は『くすみ』かもしれません。美肌を目指すうえで、くすみは避けたいもの。くすみと一言で言っても種類や原因はさまざまです。今回は、くすみのメカニズムと種類について詳しくご紹介します。

1:お肌のくすみの原因は?

くすみのない透明感のあるお肌というのは、皮膚の内側にヒアルロン酸やコラーゲンなどが十分にあることで肌が潤ってツヤがあり、皮膚表面のターンオーバーが正常に機能していることでキメが整った滑らかな肌であることが必須条件です。しかし、これらが乱れるとくすみが生じます。

くすみ肌の主な原因は、以下が挙げられます。
●メラニンを含む古い角質が蓄積し、厚くなる
水分や油分が不足して乾燥する
栄養不足による代謝低下

実はこれらは、加齢の影響を大きく受けています。
肌の色が変わるなど、いわゆるくすみに影響を及ぼしているものとして代表的なものは、皮膚の中で作られるメラニン色素の量です。加齢によりメラニンの排出効率が低下し、肌に残りやすくなります。

肌そのものの新陳代謝も衰えることで、ターンオーバーが正常に行われない事が重なると、ヒアルロン酸やコラーゲンが生成される力も低下。結果として、肌表面の古い角質が排出されず、肌表面に蓄積してしまいます。これがくすみの原因になっているのです。
さらに、血液循環が悪いと肌の色である血色も保てません。不規則な生活で食事から十分な栄養がとれていないことなどもくすみの原因になります。まずは生活習慣を見直すことが、美肌ヘの第一歩です。

2:くすみにはどんな種類があるの?

原因が異なれば、くすみの種類も異なります。それぞれの特徴と対策を知っておきましょう。

【メラニンくすみ】
紫外線、日焼けや炎症、活性酸素などでメラニン色素が過剰に生成されることできる色の変化です。通常は、皮膚本来の生まれ変わる機能ターンオーバーで日々排出されるメラニンですが、なんらかの原因で排出がうまくいかない場合は、目に見えるくすみとなって残ります。

【汚れくすみ】
古い角質が肌表面に蓄積した状態のことを指します。通常28日周期で行われる肌のターンオーバーで古い角質は排出されますが、加齢や乾燥などによって上手く行われていないと、肌表面に角質がたまり、透明感が失われてしまいます。

【乾燥くすみ】
角質層の中で保持されている水分や油分が十分に足りず、肌が乾燥することで起こるくすみです。透明感やツヤのある肌は、水分と油分が十分に保持されている状態です。乾燥するとくすみが目立ちますので、保湿ケアが重要です。

【黄くすみ】
近年注目される『糖化』が原因です。甘いお菓子や炭水化物が多めでバランスのとれていない糖質過多の食生活で、コラーゲンが糖化すると肌が黄ばんで見えます。一度糖化したコラーゲン繊維は元に戻らないとされていますから、普段の食生活を見直し、バランスのとれた栄養を補給するように心がけましょう。

 

くすみ対策の基本には
メラニンくすみや汚れくすみには、ピーリング石鹸を使った毎日の洗顔が効果的です。ターンオーバーを整え、古い角質やメラニンをスムーズに排出しましょう。角質ケアと保湿、そしてバランスの取れた食生活で、くすみのない透明感ある肌を目指しましょう。

 

 

Dr_Wakako Suzuki

監修:六本木スキンクリニック 鈴木 稚子 院長

【所属学会】医学博士・日本皮膚科学会正会員・日本抗加齢医学会・日本アンチエイジング外科

【所属学会】医学博士・日本皮膚科学会正会員・日本抗加齢医学会・日本アンチエイジング外科

最終更新日: 2026年2月20日