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肌の基礎知識
肌の老化が「見た目年齢」を決める!? 若さを保つ方法とは
「若い頃と比べて肌の調子が違う」と感じることはありませんか。年齢を重ねると、お肌は徐々にハリや弾力を失い、ツヤが減少し、シミやしわが目立つようになります。これが加齢に伴う「肌の老化」です。ですが、肌老化はしっかり正しいお手入れをすることで、老化の進行を遅らせることは可能です。
ここでは、代表的な老化の症状と予防・改善のための基本的なお手入れ方法を解説します。
肌の老化には大きく分けて2つの種類があります。
• 内因性老化(加齢によるもの)
• 外因性老化(主に紫外線によるもの)
特に「見た目年齢」に強く影響するのは、紫外線などの外的要因による老化だといわれています
1:肌の老化とは何か
代表的な肌老化の症状には、シミ・しわ・たるみ・くすみがあります。これらは症状の出方や時期は個人差があるものの、一般的には25歳前後から徐々に現れはじめるとされています。
同じ年齢でも「若々しく見える人」「年齢より老けて見える人」がいらっしゃるのは、肌状態の違いが大きな要因です。肌は、第一印象での見た目年齢を左右する重要な要素であり、見た目年齢を決定づける大きな判断の役割を担っています。
研究では、
・真皮のコラーゲン量は20代後半から年間約1%ずつ減少
・特に女性では閉経前後で減少スピードが加速する
といったことが報告されています。
2:紫外線対策は必須!老化の最大要因
肌老化の原因のほとんどは紫外線から来るものです。紫外線により細胞がダメージを与え、老化を促進します。さらに、紫外線を大量に浴びることで、活性酸素が過剰に発生してしまうことで、細胞が傷つけられ、あらゆる肌の老化現象につながる原因になってしまいます。
例えば、
・メラニンの生成を促進させ、シミや色素沈着が生じる
・水分保持力が低下し、肌の弾力が衰えることからたるみが進行する
といった影響があります。そのため、日頃から紫外線はしっかりと予防し、UV対策を徹底的に行わなくてはなりません。
・日焼け止めやUVカット効果のある化粧下地・ファンデーションを使用する
・帽子や日傘など物理的に紫外線を遮断する
これらを習慣化することで、肌老化の進行を大幅に抑えることができます。
紫外線の中でもUVAは真皮まで届き、コラーゲンやエラスチンを壊す酵素を活性化させるため、しわやたるみの大きな原因になります。また、紫外線を浴びると活性酸素が増え、DNAの損傷や炎症が起こり、慢性的な老化状態に陥りやすくなります。
3:ターンオーバーを整える
同じように紫外線を浴びても、肌老化が目立つ方とそうでない方がいます。原因は様々なことが考えられますが、この違いの一因に、肌の生まれ変わりであるターンオーバーが整っているかどうかが関係しています。
例えば、赤ちゃんの肌がみずみずしいのは、ターンオーバーがとても速く、角質層の水分量も高いからです。ただ、その一方で皮膚バリアはまだ未熟なため、外からの刺激には弱いという特徴もあります。
大人の肌では、このターンオーバーのリズムが乱れると古い角質がたまりやすくなり、その結果、シミやしわが目立ちやすくなってしまいます。
肌老化のケアの基本は、まず、ターンオーバーの乱れを整えてあげることから始めるとよいでしょう。そこでおすすめなのが、ピーリング洗顔での角質ケアです。ピーリング洗顔をしてターンオーバーを整えながら、肌を軌道修正することで、健やかなお肌の状態を保つことができます。
加齢や紫外線の影響で
・表皮の幹細胞の働きが弱くなる
・炎症が続きやすくなる
といった変化が起こり、ターンオーバーは遅れがちになります。
適切なケアを続けることで、肌老化の進行をゆるやかにし、若々しい印象を保つことは十分可能です。毎日の積み重ねが、未来の肌をつくります。

監修:COCO MEDICAL CLINIC(ココメディカルクリニック) 泉 さくら 院長
【所属学会】日本皮膚科学会皮膚科専門医
【所属学会】日本皮膚科学会皮膚科専門医
最終更新日: 2026年2月20日
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