スキンケア研究所

石鹸・洗顔方法

ピーリング石鹸はお肌へ刺激があるの?

ピーリング石鹸で洗顔することで、ターンオーバーの乱れの原因となる肌の余分な角質が除去できることから、肌悩みを持つ多くの方が、ピーリング石鹸を使っていらっしゃいます。ところが、ピーリング石鹸は刺激が強く不安に思われている方も、まだまだたくさんいらっしゃいます。そこで、ピーリング石鹸を使っている方にも、これから使おうとしている方にも知っておいてもらいたい、ピーリング石鹸のことをご紹介します。

1:ピーリング石鹸のお肌への刺激について

ピーリング石鹸には、AHAと呼ばれる酸が使われていることが多くあります。「酸」と聞くと「刺激が強い」というイメージを持たれるかもしれません。AHAは、別名フルーツ酸とも呼ばれる、自然のものから抽出される酸です。サンソリットと皮膚の専門家との共同開発によって生まれた「スキンピールバー」には、AHAの一種で肌に対して刺激の少ない、サトウキビから抽出されたグリコール酸が使われています。

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ピーリング石鹸を使い始めたときや生理前といったホルモンバランスが不安定なときなどにピーリング石鹸で洗顔すると、ピリピリとした軽い刺激を感じることがあります。このピリピリ感は古い角質を除去しているために感じる刺激で、ピーリングされている証拠であるともいえますので、安心して使い続けていただいて大丈夫です。

ただし、ピーリング石鹸を使用した際に「赤みが出る」「痛いほどピリピリする」場合は、注意が必要です。いったん使用を中止してください。また、ご自身が使っていて、少しでも異常を感じたときは、自己判断せずに専門家に相談しましょう。

2:日本人の肌に合うサンソリットのピーリング石鹸「スキンピールバー」

サンソリット創業者の渡辺みづえは、1960年代に美容室を経営しながら、今でいう美容研究家として活動していました。そして医療と美容を融合させたいと、海外でも美容について学び続けました。その後、さらに研究を進めていく中、ケミカルピーリングに出会いました。

欧米ではすでに評価の高かったケミカルピーリングですが、欧米人向けのケミカルピーリングは肌への刺激がとても強いものだったため、敏感で繊細な肌質に合わせたケミカルピーリング(AHAピーリング)の開発を行い、1995年には、ドクターと共同で形成臨床学会においてケミカルピーリングの研究を発表しました。こうした活動が実を結び、日本における医療機関でのケミカルピーリングが普及していきました。

ケミカルピーリングを国内でいち早く導入したサンソリットでは、美肌を手に入れるための手段としてピーリングは最適と考えておりました。その後、自宅でも手軽にピーリングができるようにといった多くの意見が寄せられ、この条件を満たすものとして、ピーリング石鹸の開発が始まりました。お肌に優しいピーリング石鹸を作るため、刺激がマイルドだといわれるAHAの一種、グリコール酸に注目しました。汚れを落とし、余分な古い角質を取り除くことができるけれど、お肌に負担がかからないよう、成分の配合量のバランスに試行錯誤したり、グリコール酸によって固まりにくい石鹸が固まるように調整したりと、ピーリング石鹸が完成するまでには、いくつもの試作品が作られました。時には自分の肌で使用感や石鹸の作用を確認することもありました。このように紆余曲折を重ねながら、日本人の肌に合うように作られたのが「スキンピールバー」なのです。

いかがでしたか?

ピーリング石鹸のことをよく知ったうえでお使いになると、よりお肌に合ったものをお選びいただけると思います。また、ピーリング石鹸を安心して使っていただくことにもつながります。皮膚の専門家と共同で「スキンピールバー」を開発したサンソリットでは、皆様からのスキンケアやピーリング石鹸の疑問や質問についてご相談も承っております。「どのピーリング石鹸を選べばいいの?」「今使っている石鹸は私の肌に合っているの?」といった質問にもお答えしておりますので、以下からぜひお気軽にお問い合わせください。

※2016年2月19日時点の情報となります。このページに掲載されている情報が最新のものではなくなっている場合がございます。予告なく内容変更をする場合がございますので、あらかじめご了承ください。